閲覧ありがとうございます。
グレコのEB-3、いわゆるSGベースのコピーモデル、EB-50です。
シリアルナンバーから1982年製かと思われます。ジャパンヴィンテージと呼ばれ、海外でも人気の高まっている時期のものです。

チェリーの個体が多い中、あまり見かける事のないワインレッドのボディに惹かれて購入しました。ブラックに近いかなり暗めな、艶のあるレッドです。
セットネックで、33.4インチという、ミディアムより長く、ロングよりは短いというグレコ独自のスケールとなっております。
ロングスケール用の弦を張れますが、手持ちのフェンダーと比べるとやはり少し短くなっております。画像10枚目に比較用画像を掲載しております。

ボディ材も本家Gibsonのマホガニーとは違い
(年代を考えるに恐らくバーチ製)、比較的軽量でボディサイズの事もあり、取り回しも良いです。
サウンドの方は、フロントは図太くてローの強いサウンド、リアは輪郭がハッキリとしていてブライト、そしてミックスの際はジャズベースなどとはまた違う、この楽器特有のサウンドです。
本家GibsonのEBよりローミッドの癖が無く、より色んなジャンルでの演奏に対応出来るのではないかと思います。

古い楽器ですので、全体的に傷が多めです。
ガリは現状では特に見受けられません。
ブリッジの4弦側の弦高調整ネジに若干の削れがあります。現状、チューニングを緩めれば問題なく回せます。
また、ボリュームノブのシールが1ヶ所剥がれています。

1弦側のハイフレットで多少ビビりがあります。
ネックは現状やや順反り、トラスロッドは左右どちらにも周ります。
フレットの高さはまだ余裕ありです。
現状でもそのままお使いになれますが、一度プロのメンテナンスに出すことをお勧め致します。

本体を緩衝材に包んで、ゆうパックの170サイズにて発送予定です。
素人目での判断ですので、傷、不具合の見落としなどあるかと思います。
ご了承出来る方のみご入札ください。
よろしくお願いします。